企業向け・視覚障害者雇用実践講座
AIと支援技術で広げる視覚障害者の職域
スクリーンリーダー・生成AI・補助者を組み合わせ、視覚障害のある社員が事務業務で力を発揮する方法を考えるオンライン講座です。
視覚障害のある社員を新しく受け入れた企業、今後採用を予定している企業に向けて、
どのように業務を組み立て、どのような技術や支援を組み合わせればよいのかを、
実際のデモと事例を交えながら学びます。
回答締切:2026年7月25日
開催可否のご連絡:2026年7月30日予定
この講座は、こんな方におすすめです
本講座は、視覚障害のある方を雇用している企業、または今後雇用を予定している企業の担当者に向けた講座です。
- 視覚障害のある社員を新しく受け入れた企業の人事・総務担当者
- 今後、視覚障害のある方の採用を予定している企業の担当者
- 視覚障害のある社員の上司や同僚
- 障害者雇用において、担当業務の組み立て方に悩んでいる方
- AIや支援技術を活用して、視覚障害者の職域を広げたい方
- 視覚障害のある方本人と、職場の方が一緒に業務設計を考えたい場合
視覚障害のある方ご本人のみの参加も可能です。
ただし、企業での実践を考える場合には、当事者と上司・人事担当者・業務を考える立場にある方が一緒に参加されることをおすすめします。
障害者雇用は「雇用すること」から「成果につながる業務設計」へ
障害者雇用率は段階的に引き上げられており、民間企業では2026年7月以降、法定雇用率が2.7%となります。
これからの障害者雇用では、単に「雇用すること」だけでなく、
障害のある社員が職場の中でどのような役割を担い、どのように成果につなげていくかが、より重要になります。
これまで障害者雇用の現場では、軽作業、データ入力、単純な確認作業など、定型的な業務を任せることが多くありました。
しかし今後は、AI、支援技術、人的支援を組み合わせながら、より付加価値の高い業務に関わっていくことが求められます。
視覚障害のある方が事務業務で直面しやすい課題
視覚障害のある方は、スクリーンリーダーや支援機器を使うことで、多くの事務作業を行うことができます。
一方で、業務内容によっては、見えない・見えにくいことによる難しさが残る場面もあります。
- 紙の資料を確認すること
- 表の構造やレイアウトを把握すること
- 紙のアンケート結果を整理すること
- メール文や案内文を整えて送信すること
- 視覚的に見やすい文章や資料を作成すること
- 画面上の配置やデザインを確認しながら資料を整えること
この講座では、こうした課題に対して、AIやAIエージェント、支援機器、補助者をどのように組み合わせればよいのかを考えます。
この講座で学べること
本講座では、視覚障害のある社員が事務業務を進めるうえで役立つ考え方と、具体的な操作デモを扱います。
- 生成AIを使ったメール文、案内文、報告書の作成
- Word文書の構成、校正、表現調整
- 視覚的に見やすい文章・資料を作るための工夫
- Excelでの名簿管理、紙のアンケート結果の整理、出席管理
- Excelのエージェント機能を活用した表作成や分析のデモ
- AIに関数や集計方法を相談する方法
- スクリーンリーダーで確認しやすい文書や表の作り方
- Googleフォームによる申し込み・アンケート収集
- Googleスプレッドシートでの回答管理
- Google Apps Scriptによる自動返信、リマインド、お礼メールの自動化
- AIで補える業務と、人的支援が有効な業務の整理
- 補助者、通勤援助、出張時の支援の考え方
- 守秘義務と情報管理のポイント
インタビュー協力で10,000円キャッシュバック
With Blindでは、より多くの人に働く視覚障害者の思いや状況を知っていただくため、
ブログでのインタビュー記事の発信に力を入れています。
本講座にお申し込みのうえ、インタビュー記事へのご協力を希望される方には、
講座受講後に10,000円をキャッシュバックします。
ご協力いただきたい内容
- 1時間程度のオンラインインタビュー
- 事前のプロフィール情報の提出
- With Blindブログでの記事掲載へのご協力
インタビューでは、視覚障害のある当事者の働き方、業務上の工夫、AIや支援機器の活用、
職場での合理的配慮、キャリア形成などについて伺う予定です。
企業参加の場合には、当事者ご本人の状況に加え、企業側の状況についてもお話を伺う予定です。
たとえば、受け入れ時に工夫したこと、業務設計で悩んだこと、上司・人事担当者として感じた課題、
AIや支援技術をどのように活用したいか、今後広げていきたい業務などをお聞きします。
掲載内容については、公開前に確認の機会を設けます。
個人情報や勤務先に関わる情報の取り扱いについては、事前に相談しながら進めます。
インタビュー協力を希望される方は、申込フォーム内の「インタビュー記事への協力」にチェックを入れてください。
使用を想定しているAI・ツール
本講座では、以下のAIサービスやツールの活用を想定しています。
- ChatGPT
- Google Gemini
- Microsoft Copilot
- Microsoft Word
- Microsoft Excel
- Googleフォーム
- Googleスプレッドシート
- Google Apps Script
Excelについては、エージェント機能を活用しながら、表を作成したり、データを分析したりするデモも試みます。
ただし、当日の通信環境、各AIサービスの仕様変更、利用環境、AIの応答内容によっては、
デモの動作が不安定になったり、想定どおりに進まない場合があります。
あらかじめご了承ください。
ChatGPTはOpenAI, L.L.C.の商標または登録商標です。
Google GeminiはGoogle LLCの商標または登録商標です。
Microsoft Copilot、Microsoft 365、Word、ExcelはMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名・製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
講師について
講師は10年以上にわたり、スクリーンリーダーを使いながら事務職として業務に従事してきました。
これまで、法務領域、人事領域、経営企画領域で実務経験を積み、
文書作成、調整業務、社内外とのやり取り、業務改善、企画業務などに取り組んできました。
本講座では、その経験を踏まえ、
視覚障害のある人がどのように事務業務を進めればよいのか、
企業側がどのように業務を組み立てればよいのかを、実務に近い視点でお伝えします。
With Blindがこの講座を実施する理由
一般社団法人With Blindでは、視覚障害のある子どもから大人までを対象に、
学び、外出、暮らし、働くことを支える活動を行っています。
生成AIが社会に広がり始めた当初から、視覚障害のある方に向けた生成AIの基礎講座、応用講座、
そして「AIと対話で切り拓く、視覚障害者の新しい働き方講座」などを実施してきました。
また、これまで多くの視覚障害者、ご家族、支援者、企業関係者から、
仕事、キャリア、学習、生活、支援機器、合理的配慮に関する相談を受けてきました。
そうした相談や講座運営を通じて、視覚障害のある人がどのように学び、働き、社会参加していくのかについて、
実践的なナレッジを蓄積しています。
With Blindブログでは、視覚障害のある人、家族、支援者、教育・福祉・企業関係者に向けて、
暮らし、学び、仕事、合理的配慮、ICT・AI活用などに関する情報を発信しています。
- 一般社団法人With Blind 公式サイト
- With Blindブログ
- 視覚障害者向け生成AI集中講座の実績
- 生成AI 6段階レベル別講座
- 視覚障害者と仕事編〜見える人と一緒に働くための仕事術〜
- 視覚障害のある法務職の方へのインタビュー記事
講座構成
本講座は全2回です。
各回ともオンラインで、13時から14時30分までの90分間で実施します。
第1回:AIで進めるWord・Excel事務作業実践
第1回では、WordとExcelを使った事務業務を中心に扱います。
Wordでは、案内文、報告書、メール文の作成、誤字脱字チェック、表現の調整、
視覚的に見やすい文書構成の作り方を扱います。
Excelでは、名簿管理、紙のアンケート結果の整理、出席管理、表の作成、データ分析などを扱います。
AIやエージェント機能を活用しながら、表を作成したり、分析の視点を得たりするデモも試みます。
あわせて、視覚障害のある社員に任せやすい事務作業、
AIで補いやすい作業、補助者のサポートがあると進めやすい作業を整理します。
第2回:AIとGoogle Apps Scriptで進めるアンケート・リマインド自動化
第2回では、Googleフォーム、Googleスプレッドシート、Google Apps Scriptを使った業務自動化を扱います。
申し込みフォームやアンケートの回答を収集し、回答者へのお礼メール、
未回答者へのリマインド、管理者への通知などを自動化する方法をデモ形式で紹介します。
後半では、補助者の配置、通勤援助、出張時の支援、守秘義務、情報管理についても整理します。
制度の細かな説明に偏るのではなく、実際の職場でどのような支援を組み合わせれば業務が進みやすくなるのかを考えます。
開催候補日
いずれも13:00〜14:30で開催予定です。
申込フォームにて、参加可能な候補日を入力してください。
第1候補
- 第1回:2026年9月16日(水)13:00〜14:30
- 第2回:2026年9月24日(木)13:00〜14:30
第2候補
- 第1回:2026年9月17日(木)13:00〜14:30
- 第2回:2026年9月25日(金)13:00〜14:30
第3候補
- 第1回:2026年9月18日(金)13:00〜14:30
- 第2回:2026年9月29日(火)13:00〜14:30
回答締切は2026年7月25日です。
開催可否および詳細な日程は、2026年7月30日までにメールでお知らせします。
開催形式・定員
本講座はオンラインで実施します。
定員は各候補日5名です。
最低催行人数は3名です。
定員に達した候補日は、申込フォーム上で選択できなくなる場合があります。
別途、対面での面談や相談を希望される場合は、申込フォームの備考欄にその旨を記入してください。
受講料・キャッシュバック
企業参加
55,000円(税込)
税抜価格:50,000円
視覚障害当事者と、その上司・人事担当者・業務を考える立場にある方が一緒に参加される場合の料金です。
視覚障害当事者のみの参加
52,800円(税込)
税抜価格:48,000円
視覚障害のある方ご本人が、AI活用や事務作業の進め方を学ぶために単独で参加される場合の料金です。
インタビュー協力によるキャッシュバック
インタビュー記事へのご協力を希望される方には、講座受講後に10,000円をキャッシュバックします。
対象となるのは、1時間程度のインタビューと、事前プロフィール情報の提出にご協力いただける方です。
企業参加の場合には、当事者ご本人の状況に加え、企業側の受け入れ状況や業務設計についてもお話を伺う予定です。
お支払い方法
お支払い方法は、銀行振込または請求書払いをお選びいただけます。
銀行振込を選択された方には、開催確定後、2026年7月30日に振込先情報をメールでお送りします。
振込期限は2026年8月7日23時59分までです。
請求書払いを選択された方には、開催確定後、請求書送付に関するご案内をお送りします。
受講後の個別相談について
本講座で紹介する業務の進め方は、あくまで一例です。
所属先企業での業務の組み立て方、担当業務の遂行方法、
補助者の活用、通勤や出張時の支援、守秘義務の整理などについては、
講座後に別途With Blindと相談する機会を設けることも可能です。
個別相談を希望される場合は、申込フォームの備考欄にその旨を記入してください。
注意事項
本講座では、実際のデモを交えながら進行します。
ただし、当日の通信環境、使用するAIサービスの状況、AIの性能や出力内容によっては、
動作が不安定になったり、想定どおりに進まない場合があります。
また、AIサービスや各種アプリケーションの仕様は変更されることがあります。
講座当日の画面や操作方法が、事前に想定していた内容と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
お申し込み
参加を希望される方は、申込フォームから参加可能な候補日を入力してください。
企業での参加、視覚障害当事者のみの参加、対面相談の希望、インタビュー協力の希望などがある場合は、
申込フォーム内の該当項目にご入力ください。
回答締切:2026年7月25日
開催可否のご連絡:2026年7月30日予定
この講座で目指すこと
視覚障害があるからできないのではなく、どの技術を使い、どのような支援を組み合わせ、
どのような環境を整えればできるのか。
この講座では、その視点を参加者の皆さんと一緒に深めていきます。
AIを学ぶだけでなく、AIを使って仕事を前に進める。
制度を知るだけでなく、職場で活かす。
視覚障害者雇用を、単なる制度対応ではなく、職場の新しい可能性につなげる。
その第一歩として、ぜひご参加ください。
